Q&A/税金にはどんな種類があるの?間接税って何?
税金にはどんな種類があるの?間接税って何?
税金と一口に言っても、様々な種類の税金があります。給料から差し引かれる所得税や住民税、買い物時に課税される消費税など、色々あります。
税金には、国に納める「国税」と地方公共団体に納める「地方税」とがあります。
地方税はさらに県税と市町村民税にわかれます。
■税金の分類
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普通税 |
目的税 |
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直接税 |
間接税 |
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収入にかかるもの |
財産にかかるもの |
消費にかかるもの |
流通にかかるもの |
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国 税 |
所得税 |
相続税 |
消費税 |
地方消費税 |
地方道路税 |
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地 |
道府県税 |
県民税 |
固定資産税 |
地方消費税 |
不動産所得税 |
自動車取得税 |
市町村税 |
市(町村)民税 |
固定資産税 |
地方消費税 |
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入湯税 |
1. 国税と地方税
税金を課税するのが国なのか、都道府県・市町村などの地方自治体なのかによって分類されるもので、地方税は都道府県が課税する道府県税、市町村が課税する市町村税に分かれます。
2. 直接税と間接税
直接税とは、納税義務者と税金を実際に負担する者とが同じ税金です。所得税や法人税などがこれにあたります。対して、間接税は、租税の転嫁、つまり税の負担が次々に移っていく税金のことです。