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敬語で恥をかかない話し方のポイント
2014年10月30日
先日、「敬語で恥をかかない話し方のポイント」という記事を見かけましたので、少しピックアップしてみました。
1.二重敬語に注意
「お客さまがお越しになられました」「社長がおっしゃられていました」など、つい言ってしまいがちなフレーズですが、これらは二重敬語です。
「お越しになる」や「おっしゃる」はそれだけで敬語となっていますので、「お客さまがお越しになりました」「社長がおっしゃっていました」が正解。
2.「大丈夫です」は別の言葉に言い換える
「大丈夫です」はいろいろな場面で使える、便利なフレーズです。上司から「質問はありませんか?」と聞かれたときなど、「大丈夫です」で済ませたくなってしまいます。
しかし、「大丈夫」という言葉は、ビジネスシーンで使うにはフランク過ぎる印象です。「質問はありません」や「はい、ご予約いただけます」などと言い換えるだけで、とても丁寧な印象になります。
3.目上の人に対して、「ご苦労さまです」は間違い
「ご苦労さま」は目上の人が、部下などの苦労をねぎらう言葉です。目上の人に対して使うのは間違い。挨拶がわりに使いたい場合には、「お疲れさまです」が良いでしょう。
4.「了解しました」は目上の人に使わない
「かしこまりました」「承知いたしました」などの言い方に変えてみましょう。堅苦しい言い方を避けたい場合には、「わかりました」でも構いません。
「了解」には話を聞いて、その内容を「認める」といった意味合いがあるため、目上の人に対しては使いません。
5.自分のことは「わたくし」
「わたし」「あたし」と言っている女性をよく見かけますが、ビジネスシーンでは、「わたくし」と言った方が適切。上品で洗練された印章になります。
日々の業務に追われていると、言葉遣いにまできが回らないかもしれません。しかし一人の女性として、上品さは失いたくないもの。正しく、美しい敬語を意識してみてはいかがでしょうか。
(OFFICE‐SANGA 森川ほしの)より抜粋
ついつい使ってしまう言葉ばかりですが、私ももっと気を付けなければいけないなあ、と深く反省いたしました。
(S.I)