TOPICS/社内不正を防止する為に
社内不正を防止する為に
2014年09月 3日
社内不正は大企業よりも中小企業の方が多いのが実態です。社内に起こる不正に対する認識を改め、お互いに信頼しあえるような職場にしていきましょう。
社内不正には粉飾決算と資産の不正流用があります。中でも社員が取引先と共謀して不正を行うケースは、もっとも発見しにくい(受け取る請求書を偽装)ものです。
それでは棚卸資産の架空計上の例をみてみましょう。
A社の棚卸資産は、数カ所に分かれて保管されていました。決算の際に経理担当者が、在庫の異常な増加に疑問を持ち、「実地棚卸表」の突合した結果、在庫に水増しが発見されました。
このように在庫管理の担当者を複数人で分担させ、棚卸品の現物と棚卸表との直接的な連動性を確立するよう努めていきましょう。
(H.Y)